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大坂なおみ選手が世界ランキング1位になる!

大坂なおみ選手が世界ランキング1位になる!

 

 

テニス4大大会の一つ、全豪オープンの女子シングルス決勝が

2019年1月26日に行われ、世界ランキング4位の大坂なおみ(日清食品)が、

6位のペトラ・クビトバ(チェコ)との激闘を制して初優勝を飾った。

 

 

大坂は第1セットを7-6で先取するも、第2セットは5-7で落とし、

迎えた第3セットを6-4で制して見事に優勝。

 

勝者は大会後に発表される世界ランキングで1位に躍り出るという一戦のなか、

昨夏の全米オープンに続く4大大会2連勝の大坂が

男女通じてアジア勢初の世界ランキング1位となった。

 

 

 

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■たった1年で、72位から世界1位へ!

 

1975年に現行のコンピューター世界ランキングが始まって以来、

史上26人目の世界女王が誕生した。

 

20142月に李梛(中国)がマークしたアジア最高位の2位も上回った。

211日開幕のカタールオープンで、世界1位の大坂が初お目見えする。

 

 

大坂が優勝したツアー大会は、まだ3大会。

そのうち2大会が全米、全豪オープン。

もうひとつがが20183月のBNPパリバオープン。

 

大舞台での強さを発揮し、

7030点をたたき出し、世界1位に駆け上がった。

 

2年前の大阪の目標は「トップ10に入れれば」だった。

昨年の同時期でさえ、まだ72位。

 

それが、たった1年で、世界1位。

 

女子は1975年から、コンピューターをもとにした世界ランキングが始まった。

最初の記念すべき世界1位は、クリス・エバート(米国)。

冷静な試合運びと、笑顔から「アイスドール」と呼ばれた。

 

それから44年。

過去25人の中には、ナブラチロワ(米国)、グラフ(ドイツ)、ヒンギス(スイス)、S・ウィリアムズ(米国)ら、豪華な名前が並ぶ。

そこに、大坂の名が刻まれた。

 

 

大坂はWTAの特集記事でこんなことを言っている。

 

「こんなに早くこのポジションまで来られるとは思っていなかったので、

多くの感情が込み上げた」

 

全豪決勝後に取材対応を全て終え、

母の環さんに連絡したというエピソードも披露した。

 

「母は『おめでとう』とも言わなかった。

大声で私に寝るように言ったんです。

本当に愛されていると感じた」

 

と気遣う母に感謝した。

 

 

 

■最新女子世界ランキング

 

<最新女子世界ランキング>(19128日現在)

 

1位 大坂なおみ(21歳=日清食品)7030ポイント

 

2位 クビトバ(28歳=チェコ)6290ポイント

 

3位 ハレプ(27歳=ルーマニア)5582ポイント

 

4位 スティーブンス(25歳=米国)5307ポイント

 

5位 Ka・プリスコバ(26歳=チェコ)5100ポイント

 

6位 ケルバー(31歳=ドイツ)4965ポイント

 

7位 スビトリナ(24歳=ウクライナ)4940ポイント

 

8位 ベルテンス(27歳=オランダ)4430ポイント

 

9位 ウォズニアッキ(28歳=デンマーク)3566ポイント

 

10位 サバレンカ(20歳=ベラルーシ)3485ポイント

 

◆テニスの世界ランキング 1年間の成績を集計し、毎週発表される。

男子が1973年、女子は75年から導入。

 

女子は最大16大会の結果を反映。

大会によりポイントが異なり、4大大会優勝は2000点。

WTAファイナルは特別に17大会目として得点が加算される。

 

 

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■大坂の祖父のコメント

 

大坂なおみ(21)の祖父で根室漁協組合長の大坂鉄夫さん(74)が、

某スポーツ新聞社の電話取材に応じている。

 

大坂から電話があり「おじいちゃん、良かった?」と、

おどけた様子で快挙について聞かれたという。

 

愛孫の電話はメルボルンの空港からだった。

鉄夫さんが「よく頑張ったな」とねぎらうと「おじいちゃん、良かった?」と

明るく聞かれ「最高だよ」と祝福したという。

 

祖母や伯母も交代で電話に出て喜びを分かちあった。

飛行機の時間が迫っていたそうで、

ほんの数分だったが、まさにうれしい便りだった。

 

大坂は鉄夫さんの長女環(たまき)さんの次女。

長い間、離れて暮らしているが、大坂が日本に来るたびに会っている。

 

昨年4月にもフェド杯に出場する大坂を応援するため兵庫県に足を運んだ。

以前には東京で、ピアスを買ってあげたこともある。

 

そんな孫が世界の頂点に。

 

「短期間で全豪オープン優勝と世界ランキング1位。

びっくりしているがダブルでうれしい」と喜びを語った。

 

2019年1月23日、全豪オープン準々決勝を戦い終えた直後のインタビューで、

笑顔の大坂が語ったのは「おじいちゃん、お誕生日おめでとう」

というお祝いのメッセージだった。

 

23日が実際に74歳の誕生日だった鉄夫さんは

愛孫からのサプライズに「やっぱりうれしかった」と感謝した。

 

これからは世界の強豪に追われる側になる大坂。

 

鉄夫さんは「21歳の若者があんな大舞台で緊張しない方がおかしい」と思いやり

「温かい目で見守ってほしい」と呼びかけた。

 

「経験を積んで強さもついてくれば」と活躍を期待し

「何より、ケガや事故がないように元気で頑張ってほしい」とエールを送った。

 

大坂の次戦は2月11日からのカタールオープン。

続いて18日からのドバイ選手権に出場し、3月からは米国へ。

 

海外での連戦で会えない日が続くが、

鉄夫さんは根室に帰ってきたら

「“おかえり。良かったね”と、

 

どこの家庭にもあるような普段通りの会話をしたい」という。

 

 

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■二重国籍を持つ大坂

 

大坂なおみは1997年(平成9年)1016日、大阪府大阪市で生まれた。

 

父親はハイチ共和国ジャクメル出身のアメリカ国籍。

母親は北海道根室市出身の日本人で、苗字の「大坂」は母方から来ている。

 

日米の二重国籍だが、選手登録は日本になっている。

本人は日本、アメリカ、ハイチという3つの国を代表している事を誇りにしている。

 

育った環境から日本語よりも英語の方が流暢であるが、

テニスの記者会見等では英語で質問された後に

自らの国籍の言語での質問も受けるのが通例であるため、日本語の勉強もしている。

 

父親の出身地、カリブ海の島国ハイチでも偉業をたたえる声が広がっている。

中南米の最貧国とあってテニス選手の人口は少ないが、

ゆかりのある大坂の活躍は地元メディアが連日大きく報じ、

試合も生中継している。

 

音楽は黒人音楽が好みで、とりわけビヨンセの大ファンであり、

「なぜビヨンセが全米オープンと同時期に

マイアミでコンサートを開催することに決めたのか教えて。

私、本当に泣きそうなの」とツイッターで発言し、

2018全米オープンと同時期にビヨンセのライブが重なったことを嘆いている。

 

 

食事は日本食が好きで、特に鰻、焼肉、寿司を好む。

フロリダ州フォートローダーデール近くの

セミノール・ハードロック・ホテル内の

高級和食レストラン「KURO」を訪れた写真を、

度々ツイッター上で公開している。

 

アニメ・漫画好き。

特に日本のアニメ、漫画は、日本語を学ぶ材料にもなっている。

 

2016全豪オープンのエリナ・スビトリナ戦後のインタビューで

「最強になるんだ、これまでの誰とも違う」と

『ポケットモンスター』のテーマソングから答えた事がある。

 

『ユーリ!!! on ICE』を見ていて、平昌オリンピックで、

羽生結弦が2大会連続でオリンピック金メダルを獲得した際には、

羽生のフリーの演技の動画とともに

「本当に泣きそう。

今まで誰かの熱狂的なファンになって感激したことないけど、

ユウユウ(羽生結弦)の熱狂的ファンになったみたい」

と投稿した。

 

『ハイキュー!!』を読んで、

バレーボールをしてみたが上手く出来なかったエピソードを明かしている。

 

 

ゲームは『オーバーウォッチ』、

『ジ・エルダー・スクロールズ5スカイリム』などが好き。

 

2018年インディアンウェルズ優勝後から退屈しのぎに

プレステ4を遠征に持参し始めた。

 

7月にオーバーウォッチのプロリーグである

オーバーウォッチ・リーグ最終戦も観戦した。

 

 

 

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■まとめ

 

日本は均質な社会といわれている。

髪の色、目の色、肌の色、言語など、

みな同じなのが当たり前だと思っている日本人も少なくない。

 

この当たり前だと思う気持ちが、

民族や文化の異なる人との間に不要な「壁」をつくり、

誤解や偏見を生んでしまう。

 

大坂なおみ選手は、以前記者会見でこんなことを言っている。

「私は自分のアイデンティティについて、

深く考えていません。

私は私です」

 

日本人とか、アメリカ人とか、考える必要はない。

悩む必要もない。

地球人でいいのだ。

 

大坂選手が世界一になったことで、

人種や文化の壁が無くなって欲しい!

 

 

 

 

 

 

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