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華麗なる一族ロスチャイルド家の過去と現在

 

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華麗なる一族ロスチャイルド家の過去と現在

 

 

18世紀後半にフランクフルトのゲットー(ユダヤ人隔離居住区)出身の

マイアー・アムシェル・ロートシルト(独: Mayer Amschel Rothschild)

がロスチャイルド家の最初の成功者になります。

 

ロートシルトの英語読みがロスチャイルドとなります。

マイヤーの父親は敬虔なユダヤ教徒でマイヤーを将来は

ラビになることを期待していました。

 

当時、ユダヤ人はゲットーに入れられ隔離されていました。

さらにユダヤ人だけユダヤ税という特別税を取られていました。

下水溝に糞尿がたまり不潔な地域になっていたそうです。

 

そんな場所でユダヤ人のマイヤーは育ったのです。

 

当時フランクフルト・ユダヤ人に家名はなかったのです。

ただし、自称や呼称の家名はありました。

 

マイヤーの家は家名を「ハーン」もしくは「バウアー」と

名乗っていました。

 

ところが、一時期、「赤い表札(ロートシルト)」

の付いた家で暮らしたため、

「ロートシルト」という家名でも呼ばれるようになります。

 

マイヤーはこれを自分の家名として使っていくことになるのです。

 

 

まず、マイヤーはフランクフルトで古銭商人としてスタートします。

温和で誠実な性格のマイヤーは商売相手に認められ、

商才を発揮します。

 

フランクフルトに近いハーナウ宮殿の主である

ヘッセン=カッセル方伯(のちのヘッセン選帝侯ヴィルヘルム1世)

に気に入られ

1769年にはハーナウ宮殿の御用商人となります。

 

そして、ナポレオン戦争で大きな財を成します。

 

1806年にナポレオン・ボナパルト率いるフランス軍がヘッセンに

侵攻してきたとき、

ヘッセン選帝侯ヴィルヘルム1世は国外亡命します。

この際に選帝侯の巨額の財産の管理権・事業権を

ロスチャイルド家に委託されたのです。

 

以降ロスチャイルド家はフランス当局の監視を巧みにかわしつつ、

大陸中を駆け回って選帝侯の代わりに

選帝侯の債権の回収にあたり、

回収した金は選帝侯の許しを得て投資事業に転用し、

莫大な利益を上げるようになったのです。

 

 

マイヤーは5人の息子たちを、

別々の国へ派遣してリスクの分散をはかります。

 

5人の息子たちは

・フランクフルト(長男アムシェル)、

・ウィーン(次男ザロモン)、

・ロンドン(三男ネイサン)、

・ナポリ(四男カール)、

・パリ(五男ジェームス)

の5か所に分かれて事業を行い、

それぞれ5家のロスチャイルド家の祖となっていきます。

「マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド」の有名な言葉があります。

 

「通貨発行権と管理権を私に与えよ。

そうすれば誰がどんな法律を作ろうがどうでも良い」 

 

マイヤーの時代から通貨発行権に関する執着は

物凄いものがあったようです。

 

 

マイヤーは死の2年前の1810年には

事業のほとんどを息子たちに委ねていました。

 

事業を委ねる際、

「息子たちに他の兄弟を無視して自分勝手な単独事業をしてはいけないこと」や

「利益は持ち分に応じて分配すべきこと」、

「女子に事業を継がせてはいけないこと」を言い聞かせ、

その旨の誓約書まで提出させています。

 

5人の息子の家系のうち

現在まで残っているのは

ロンドン家とパリ家です。

 

フランクフルト家は1901年に、

ウィーン家は1938年に

ナポリ家は1901年に閉鎖されています。

 

ロンドン家のネイサン・ロスチャイルドには、

こんなおもしろい逸話が残っています。

誰かの創作だという説もありますが、

ここのご紹介します。

 

1815年のワーテルローの戦いは、

ナポレオンが勝てばイギリスのコンソル公債は暴落し、

イギリスが勝てば逆に高騰するだろうと言われていました。

 

ネイサンはロスチャイルド家の素早い情報伝達体制を駆使して、

いち早くイギリス勝利の情報を掴みました。

 

ロスチャイルド家の優れた情報収集体制は金融界に知れ渡っていたため、

みなネイサンの動向を注視していたのです。

 

そこでネイサンはまず公債を売りました。

 

それを見た他の投資家たちはイギリスの敗戦を確信し、

一斉に売りに入りました。

 

公債が暴落したところでネイサンは

急遽莫大な量の買いに入ったのです。

 

その後、イギリスの勝利の報告が入ると公債は急騰し、

ネイサンは莫大な利益を上げることに成功しました。

 

これは「ネイサンの逆売り」として伝説となりました。

 

その後、中央銀行の創設に尽力し、

通貨発行権を手に入れます。

 

 

ロンドンのネイサン・ロスチャイルドと、

パリのジェームス・ロスチャイルドnお

両家はそれぞれイングランド銀行とフランス銀行に対して

いまでも一定の影響力を持っています。

 

両家は国家にお金を貸すほどの力を持つようになり、

世界中に銀行や企業を持ち、

さまざまな利権を手に入れています。

 

・エドモン・ドゥ・ロスチャイルドグループ。

これはスイスに本拠を置く金融グループです

 

・ロスチャイルド&カンパニー

こはロスチャイルド家のパリ家とロンドン家が

共同所有する金融持株会社。

ロスチャイルド銀行グループの中核企業として

N・M・ロスチャイルド&サンズ(イギリス)や

Rothschild & Cie Banque(フランス)などを所有し統括しています。

 

RITキャピタルパートナーズ(RIT Capital Partners)は1980年に設立された、

ロンドンのスペンサー・ハウスに本拠を置くInvestment Trustであり、

アメリカやイギリスを中心として世界中の会社に投資を行っています。

 

 

ロンドン家とパリ家の家系図をみてもわかる通り、

莫大な財産を持つ家族が、

現在はすそ野を広げて拡大しているのです。

 

中には無能なドラ息子もいるでしょうし、

野心家でさらに金儲けにまい進した者もいるでしょう。

 

始祖マイヤー・ロスチャイルドの遺志を継いで、

世界征服に尽力している者もいるわけです。

 

しかし、このロスチャイルドよりも

もっと大きな権力を持った「奥の院」と呼べる

影の勢力が存在しています。

 

そのことは、

ほとんどの人が多くを語ろうとしません。